財務分析や経営分析による経営改善
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会社の規模が小さい時期は、売ることが主な課題となります。
この時期は、従業員の数も少なく、取引条件や取扱商品もシンプルなので
いかにして売るかのみを考えていても問題は生じません。
しかし、会社の規模が大きくなってくると、
得意先ごとに取引条件が異なってきたり、
取扱商品が増えてくるなど気付ないうちに、
会社を正しく知ることが出来なくなり、
次第に利益が出づらくなってきたり、
資金繰りが苦しくなってくるといった
問題が起きてきます。
特にメーカーや卸売業の経営は、
在庫や資金などの管理が難しく、
仕入→製造→販売→回収と
資金が大きなロットで動き、
かつ、問題が多岐にわたるため、
最も高い経営能力が必要とされます。
決算分析は、
会社の状況を分析することで、会社を正しく知り、
経営者が見えなくなった問題を明らかにします。
問題に対して改善策を講じ、
その経過を観察しながら、
対応していくことで、
会社が抱えるリスクをその危険性が小さいうちに
対処することができます。
会社経営を飛行機の操縦に例えた場合、経営者(パイロット)は従業員さんを乗せた飛行機を操縦し、
会社という大事な飛行機を墜落させることなく、目的地を目指します。
しかし、飛行機は、多岐にわたる部位で構成されており、経営者(パイロット)は操縦中しながら、
飛行機の故障全てを直接見ることはできません。
そのため、飛行機を墜落させるようなエンジンや機体の故障を
いち早く経営者(パイロット)に知らせるための計測器が必要となります。
この計測器の役割により、経営者は、異常部分への対応を指示したり、
機体の状況や高度などを適時分析することが可能となります。
メーカーや卸売業の経営は、多くの人員、多くの在庫、多くの設備を抱えながら経営を行うため、
大量のお金が必要になり、異常を知らせる専用の計測器がなければ、資金が枯渇し、
倒産というリスクにさらされます。
そのため、飛行機の例えのように、会社を倒産させるような危険な兆候をいち早く知らせるために
計測器(経営のモノサシ)が必要となります。
このリスクから会社を守る専用の計測器が、決算分析なのです。
中小企業の経営者は、社長様が
会社の経営全般を見なければなりません。
そのため、
「木を見て森を見ず」という例えのように、
大局が見えなくなることがあります。
経営は、傾向であるともいわれるように、
一年に一度、異なった視点から
経営を見直すことも大切です。
決算分析は、この経営の見直しに
とても効果的です。
料金につきましては、個別にお見積もりをさせていただいております。
詳細は、匠税理士事務所までお問合わせをいただければ幸いです。
匠税理士事務所の決算分析は、
現在、他の会計事務所とお付き合いのある会社様でも、
会計事務所を変えることなくご利用いただけます。
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