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たくみ式キャッシュストック経営<お金の流れを改善するコンサルティング>
中小企業の財務をキャッシュストック経営で強くする
匠税理士事務所は、中小企業の経営支援や財務支援に定評のある事務所です。
たくみ式キャッシュストック経営は資金需要の高い急成長中の会社様、メーカー・卸売業の会社様の財務力を強化し、
経営者が見落としがちな、資金のアンバランスによる成長鈍化や黒字倒産を防ぐためのサービスです。
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- 損益計算書上では、利益がでているものの、お金の流れが悪い。
- 在庫や売掛金などの原因で、経営に多くの資金が必要となる。
- 会社のお金が、何に使われているか、問題点はないか知りたい。
- 会社のお金が、足りなくなっている原因を突き止め対策をたてたい。
「 決算書上、利益をいくら出せているか 」、これは、非常に重要です。
利益は、企業の一年間の事業努力の成果を表すものであり、 全社員の活動により会社にどれだけの利益をもらたしたかという客観的な評価となるためです。
しかし、< 利益は、 イコール お金 > とはなりません。
つまり、損益計算書や貸借対照表だけでは、業績や財政状態は把握できても、お金の問題を管理することはできません。
勘定足りて、銭足らずとは、黒字経営でありながらも、資金繰りが悪い状態をいいます。
利益がでているのに、借り入れをしなければならなかったり、資金繰りが苦しかったりと
【 肝心の儲かったお金が、どこに行ってしまったのか分からない 】。
これは、利益ベースで経営を行っている会社様に現れる現象です。
利益ベースの経営では、お金がストックされる仕組みができないため、
借入への依存度が高くなり経営を安全に行うことができません。
金融機関からの資金調達は、 <金融機関からの資金調達が、いつ困難になるか分からない>という問題を抱えます。借り入れに依存する体質は、会社経営にとって危険です。
倒産の危機を感じた理由
- 売上・受注額の減少 41.9%
- 金融機関の融資拒絶・減額 23.5%
- 販売・受注先の倒産 14.4%
- 赤字の計上 7.7%
- 仕入先の倒産 2.6%
- その他
資料:(社)中小企業研究所「事業再挑戦に関する実態調査」(2002年)
資金調達だけに依存する財務体質を作らないためにも キャッシュフロー・ストックを重視した経営を行って、自己で得た利益の中からしっかりと資金を確保することが大切です。
自己で得た利益の中から、しっかりと資金を蓄えていくためには儲かった利益が、どこに消えたのかを明らかにして、利益をお金に近づける努力が必要です。 お金の動きをしっかりと管理して、経営の意思決定にキャッシュの考えを導入する これが、たくみ式キャッシュストック経営です。
会社のお金は、人や物に投資する間に、売掛金や在庫、買掛金といった様々なかたちに姿を変えます。
お金を増やし経営を安定させるためには
01. 儲かったお金が、どのように形を変えて存在しているかを明確に把握すること。
02. 知らない間に会社の資金を不足させるような変化に対応し、対策を講じること。
- 売上債権の回収状況の変化
- 仕入債務の支払条件の変化
- 棚卸などの在庫量の変化
- 借入金などの変化
このような、≪ キャッシュストック ≫の考えを経営に導入しなければなりません。
自己で得た利益の中から、しっかりと資金を蓄えるためには、常に儲かった利益が、どこに消えたのかを明らかにし、利益をお金に近づける努力をすることが必要です。
そして、このようにして得たお金は、
「 河川の水を流しきりにせずに、ダムを建設して、水の多い時はこれをたくわえ、乾期に放流して水量の調整を図る 」
ダム式経営に例えられるように、その時々の情勢に左右されない堅実な経営を行うために、しっかりとストックされなければなりません。
匠税理士事務所では、中小企業の財務力を強化することにより、経営の安定のお手伝いをしたいと考えております。 たくみ式キャッシュストック経営にご興味のあるお客様は、匠税理士事務所までお問い合わせください。
毎月の経理データを活用し、キャッシュフローを分析します。
利益がキャッシュになっていない事項、資金の調達と運用のアンバランスを確認し、
これに財務分析を組み合わせることで異常を発見し、内容を確認します。
キャッシュフローや資金の運用方法に異常があれば、
実際の現場情報を確認しながら、その解決策を一緒に検討し、対策を講じます。
定期的にキャッシュストック状況を確認し、
解決策の進捗度合いや新たな問題の発生がないかどうかを検討し財務の安全性を高めます。
※お客様の必要に応じて、 資金計画表作成講座 資金繰り改善講座 も行っております。
- <1> 中小企業に大切な資金繰りの基礎知識と資金繰り表作成の必要性
- <2> 資金繰りと利益はなぜ一致しないのか。
- <3> 売上が伸びているのにお金が足りない原因とは・・・
- <4> 在庫が資金繰りを圧迫しているときの改善方法
- <5> 中小企業の資金調達の方法と注意点
- <6> 会社の借入金はどれ位がいい?返済力を測るには
- <7> 営業キャッシュフローを確保し、フリーキャッシュフローを生み出す
- <8> 新規得意先としていい会社の見抜き方・調べ方
- <9> キャッシュフロー計算書と資金繰り表の作成目的の違い
- <10> 期末棚卸しとは? 月末在庫管理は利益や売上原価の計算で重要
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