売上や仕入の経理処理ではどこに気を付ける?
ご自身で経理をやられている方にとって、
慣れない会計ソフトでの入力は中々大変な作業だと思います。
特に、売上や仕入の経理処理は、損益に与える影響が大きいのと同様に、
税務調査でも重点的に確認されるので、とても重要。
そこで今回は、売上や仕入の経理処理ではどこに気を付けるべきかについて記載しました。
売上や仕入は特に重要な勘定科目
売上や仕入は勘定科目はシンプルですが、
取引先が多数にのぼると計上漏れが、
一番の注意点となります。
これが漏れていれば、
損益に大きな影響があり、税金にも影響するので、
税務調査では、ここが重点的に確認されます。
また経営の面でも、
商品の仕入・売上は会社の業務のメインであり重要。
売上を期日に回収できないと
資金ショートの可能性が大きくなり、
買掛金の支払いが滞ると会社の信用にもかかわってっくるので
正しく計上し管理されなければなりません。
仕入・売上を会計処理して計上する際のポイント
売上の計上基準
売上の計上基準についての詳細は、
以前に記載しました下記よりご確認をお願いします。
仕入の計上時期
一定期間の取引を集計して請求されることが多く、
請求書より当該期間の仕入合計額で仕訳・入力する。
ポイントは、商品の納品がいつかということ。
支払い時の経費ではなく、納品されたのがいつかがポイントです。
支払方法のチェックポイント
振込の場合は、振込手数料を受取人側で負担する場合は、
その手数料金額を差し引いた金額を振り込むが、
この取引の仕訳計上の際、買掛金満額を借方に計上することで、
買掛金残高が合わなくなるので注意!
また、買掛金や経費を総合振込の場合には、
総合振込依頼書にて科目をチェックします。
支払手形の(将来一定時点を支払日とする証券)場合は、
仕入時 → 仕入/買掛金
手形振り出し時 → 買掛金/支払手形
手形期日 → 支払手形/当座預金など
そして、月末には買掛金とともに
支払手形や当座預金の残高を試算表で
確認することが重要です。
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最終更新日:平成27年4月25日
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