決算書の見方や読み方が分かるということ
会社を経営していく上で、
決算書の見方や読み方をしっかりと理解しているということは、
とても重要です。
それは何故でしょうか?
決算書の見方や読み方が分かることで得られるもの
決算書の見方や読み方が分かることで、
得られるものは沢山ありますが、
その中でも代表的なものは以下の3つと考えます。
1 会社の現状を客観的に把握できる。
→ 数字は自社の問題点を正直に教えてくれます。
売上総利益率(粗利率)が下がっていれば、
商売の本業そのものの立て直しが急務であり、
販売管理費が膨れてきていれば、
無駄な経費が増えてきているということが分かるなど、
決算書の各指標は会社の長所と短所を正直に教えてくれます。
2 経営が変わり、社内が変わる
→ 数字に基づいた経営を行うことで、
問題への取り組みが的確に行えるので
業績改善を即座に行えます。
感覚に頼った経営では、何が問題なのか、
その打ち手は何が最善なのかが
見えなくなってしまいます。
また、数字に基づいて評価することで、
社内の評価が公平になったり、
社内での目標達成の度合いなどを明確に把握できるようになり、
実績を上げる人間が評価されるという本来あるべき姿になり、
社内の活性化にも役立ちます。
3 利害関係者(金融機関や取引先)との交渉力が向上する
→ 銀行担当者や新規の得意先に自社の業績を
社長自ら説明できる会社と、何も説明できない社長、
どちらが利害関係者(金融機関や取引先)からの信頼を
得られるかは言うまでもありません。
「 数字に強くて、経営能力がある社長 」 と見なされれば、
銀行の利率や新規得意先からの有利な条件の引出に当然有利となります。
決算書の見方や読み方を理解する上で必要な知識とは
それでは決算書の見方や読み方を理解する上で必要な知識は何でしょうか?
簿記などが必要なのでは・・・・
と思われるかもしれませんが、
簿記はあくまで帳簿を付ける際のルールですので、
このルールを経営者が自ら理解する必要まではないと思います。
それよりもむしろ、
経営者には全体としての決算書への理解が求められ、
決算書(貸借対照表と損益計算書)の見るべきポイントを抑えていることが重要です。
つまり全体として決算書を理解できていれば、
経営判断や利害関係者への説明は十分に可能です。
貸借対照表や損益計算書など会社の決算書の読み方や見方
それでは貸借対照表や損益計算書など
決算書の読み方や見方のポイントについて下記で記載してみました。
少しでもお役にたてると幸いです。
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最終更新日: 平成25年12月8日